みなさんこんにちは葵です。
今回は中島裕翔さんの命式をお借りして中央と西にある害についてみていきましょう。
害は全部で6つありますが、今回は「命式の西と中央に害があった場合」という観点で見ていきます。
害は宇宙の気の流れを阻害している流れ。
これと対比されるのが支合で、
支合が地球のスムーズな気の流れとしたら、害はその流れを切っているとイメージしてみてください。
そもそも位相法は十二支の組み合わせ。
十二支は時間を表しているということで、害は現象や行動に出るということです。
未来現在過去と、時間軸は東から西へ流れます。

例えば中島さんの例で説明すると、5月6月と舞台をやっていらっしゃいましたが、
今年の運気が対冲で5月6月にも月の運気で対冲が来ていました。
例えば、舞台に出会った5月に「あ、アイドルやめよう」と決めたとします。
次に行動する内容としては、
・事務所に報告する
・メンバーに伝える
ということになりますが
人間は思ったと同時に予想するものです。
自分のグループでも岡本さんが脱退した時のことや
他のグループでもメンバーが卒業していくシーンを経験から思い出します。
それを踏まえて、「自分はこんな卒業の仕方がいいな」という思いが出ます。出たとします。
そうして実際にメンバーへの相談や報告・事務所との話し合いというものに臨むわけなのですが・・・
どうなるのでしょうか?
中島さんの場合で見てみます。
天干を見てみましょう。
月干「庚」日干「癸」で金生水となっています。生じているからここは無意識の世界です。
「悲しまれると思うけど、メンバーもファンもわかってくれるだろう。快く送り出してくれるだろう。」
そのくらいの想像をしたとします。
そうです、そこまで自分に刃は向かないのです。相性ですからあまり意識がないのです。
しかしここが剋す関係だとしたら、みんなと一緒に頑張って来たのに抜けるなんて快く思われないかもしれない、などと意識するわけです。
今回天干は無意識だからあまり考えが至らなかったとしましょう。
きっと快く応援して送り出してくれるだろうと思ったとします。
ただし、地支の時間軸、現実の現象ラインは害なのです。
「思ってた流れと違う!」となるのです。
あれ?みんな応援してくれると思ったのにいい顔されていない・・・
これが中央と西の害なんです。
スムーズに辞められない、というよりも
とにかく本人が思ったようにいかないのです。
これが害を持っている人の悩みです。
スムーズにいかないことが人生で多いのでストレスになって病気になるのです。
さらに例えば、中島さんが身弱だったら・・・
実は辞められない可能性も出てきます。
基本的には近くにいる存在というのは引き合って出会っていますので、誰かの命式にも今年対冲が来ていたり、
他のメンバーに刑が来ていて彼と揉めたりなど・・・
そのように周りの人と本人の運気というのは引き合うものです。
ですから対冲が来てるのに辞められないということはなかなかあり得ないことではあるのですが、
身弱の場合は個人的に不満足な結果に到達した結果「病む」のです。
彼の場合は最終的に身強です。そのため彼より周りが傷ついている可能性を孕んでいることになります。
身強 相手が傷つく
身弱 自分が傷つく
身中 痛み分け
これは対冲や刑でも当てはまります。
例えば西と中央に対冲を持っている人がいて、この方が身弱だったとします。
そうなると壊せません。ではどうなるか?というと、自分を壊してしまうのです。
例えば西と中央に自刑を持っている人は?というと、夫との関係でかなり悩みを持ちます。
大事な人を傷つけてしまうジレンマを抱えることになります。
身強であれば相手を傷つけてしまうことになりますし、身弱であれば不満を抱えながらも発散しにくい状態で、常にイライラしてしまいます。
どちらにせよ、どうしたらうまくいくのか、傷つき考えアクションを起こしていくでしょう。
分離条件の持ち主は悩みから魂の成長を遂げていきます。
そのようにして試行錯誤しながら自分自身の次元を上げた時、例えばこの刑の方が占い師になったとしたならば、
夫婦関係のスペシャリストになるでしょう。
命式の特徴は自分がこの世を生き抜くために備え付けて来た大切なスキルです。
嫌だと思いながら付き合っていくより、この気づきのためにこの命式で生まれて来たと言えるよう、
魂を練磨して自分自身の次元を上げていきましょう。